Webノウハウ

BlenderでモデリングしたワイヤーフレームをFlashで描画再生してみる。

2016年9月2日(staff)

はじめに

  今回の思いつきは、『Webサイトのコンテンツで、多面体のワイヤーフレーム画像を動かしたい。』です。幾つか実現方法はあると思うのですが、Blenderでモデリングを行い、そこで作られた頂点座標情報を取り込んでflashで再生する、という方法を選びました。
 
1.Blenderでモデリング
   Blenderは、オープンソースの3次元CG開発ソフトウエア(統合開発環境)ですね。だいぶ前に同様のCGソフトのMetasequoiaで何かやろうとチャレンジした事があったのですが、挫折しました。そこでBlenderです。使い方は、次のサイトを参考にさせて頂きました。
「Blender入門」(http://www.blender3d.biz/)大変感謝しています。

 以下、何とかリンゴをモデリング。

blender
 

 

 

 


2.頂点座標情報の取り込み
  モデリングしたリンゴの頂点座標情報の取り込みは、BlenderのExport機能で情報をファイル出力して、そのファイルから読み込む事にしました。幾つかあるファイルフォーマットの中から、Wavefront(.obj)フォーマットを選択。 このフォーマットで出力された3Dモデルデータが一番扱い易いと判断しました。 Wavefrontフォーマットの説明は、次のサイトを参考にさせて頂きました。
「OBJファイルフォーマット」(http://www.hiramine.com/programming/3dmodelfileformat/objfileformat.html)
大変感謝しています。
 OBJファイルフォーマットは、頂点座標値(x,y,z)データ、多面体の面(メッシュ)を構成する頂点座標を指すインデックス情報や、モデリングした時の法線ベクトルの情報等が含まれています。今回は、頂点座標値(x,y,z)データ、多面体の面(メッシュ)を構成する頂点座標を指すインデックス情報を利用します。
  
3.flashで再生する
  objファイルを読み込んで描画するプログラムをAS3.0でコーディング。AS3.0を選んだのは、ブラウザ上で画像を操作できるインターフェース(各種イベントを拾える)が用意されている点がいいと思ったから。 AS3.0のコーディングは、次の本を参考にさせて頂きました。
「C++による簡単実習 3次元CG入門」(http://www.morikita.co.jp/books/book/2149)
言語はC++ですが、AS3.0でプログラミングする際に大変役に立ちました。
 [ワイヤーフレーム]

 wire

 
 

 

 

 

 

 

 

 

[面を塗りつぶし  ]

apple apple2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はここまでです。

 

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