実は私、赤信号を見ると、青信号であると確信して道路を渡ってしまう人です。
 先だって、たまたま「色彩心理学入門」なる本を読んで、その原因と思われるものが分かりました。
 私の理解では、「正常者」つまり色覚についての多数派の方は、実は「青緑色弱」と呼ぶべきであって、赤と緑の区別はつくらしいが、青と緑の区別はほとんどつかないらしい。
 そこで、もしかしたら、「赤」と「青」を入れ替えたら、彼ら青緑色弱者の気持ちが少しはわかるのではないかと思い、そんなプログラムを作ってみました。

 

 上の画像は、近所のお宅の何とか赤く見える花を撮ったものと、それの「赤」と「青」を入れ替えたものを並べました(クリックしてみてください)。
 左は撮ったままの画像ですが、「いったいどこに花なんかあるんだっ」という感じで、まったく花の存在はわかりません。
 右を見ると、花の存在ははっきりわかります。実は、この右の画像を見るまで、こんなにたくさん花が咲いていることに、まったく気づきませんでした。やはり「正常者」の方が正常なようです。

 そんな訳で、良いプログラムを作ったと自負しております。

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