投稿者: 平石

  • Acrobat Readerの注釈機能を使って、文書のレビューを上手にする

    最近は、メールでの文書のやり取りが多くなり、指摘事項もメールにいちいち引用先を記して書くことは面倒になってきました。そんな時、Acrobat Readerの注釈機能とFDFというファイルがあることを知ったので、紹介したいと思います。

    たとえば、下図のように使います。

    一点鎖線の左と右では別の人だと思ってください。

    まず、Aさんが文書(PDFファイル)を作成します。

    それを受取ったBさんは、文書に「注釈」(私の脳内では「いちゃもん」と変換されます)を付けたくなったとします。

    ここでまず、Acrobat Readerの注釈機能が登場します。PDFファイルのどの部分の注釈かも、すぐわかるようになっています。

    次に出てくるのが、FDFファイルです。Acrobat Readerの操作で、注釈情報のみを出力することができます。

    Bさんは、FDFファイルをAさんに送ります。

    Aさんは、送られたFDFファイルと、元のPDFファイルとを読込んで、どんな注釈がつけられたかを見ることができます。

    図には書きませんでしたが、Aさんは、注釈に対する返信を付けてFDFファイルにしてBさんに送り返すこともできますし、さらに別の人に送って…ということもできます。そして、こうしたやり取りが、ぐちゃぐちゃにならず、FDFファイルとして形に残し、管理できるということも重要です。

    Acrobat Readerの、具体的な操作については、下記などを参照してください。これは、少し古いAcrobat Reader Xについてなので、その後のバージョンとは少し違いますが、参考にはなるでしょう。

    https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/4561.html

  • MS-AccessからODBC経由でFirebirdのテーブルにアクセスは大変

     あるユーザーのシステムで、Ccu労組会計のデータをMS-Accessからアクセスして処理することになりました。それで、ODBC経由で接続することにしたのですが、…私の覚えを兼ねて、ここに書いておきます。

     

    1.ODBCって、マルチバイト文字は正しく処理できない!

    1.1 DBファイル、クライアントdllへのパスにマルチバイト文字があると接続できない

      

      まず、上図のようにしたら、接続時にエラーとなってしまいました。各パスを確認したところ、後ろの方が切れてしまっている。どうも「会計」とあるのがいけないらしい。「会計」は4バイトだけど2文字なので2バイトと判断して、差額の2バイトはカットしてしまうものと思われる。

      これは、英数字と空白だけのフォルダを作って、そこにコピーして事無きを得ました。

     

    1.2 テーブルの中身もマルチバイト文字があると…

      これは、私(平石)ではなく、一緒に仕事をしている組合員が見つけた現象です。

      下図は、RKA23というテーブルの内容を、フリーソフトを使って見たものです。

      

     ところが、同じものをMS-Accessで見ると、データ内容に余計な文字が付加されている。

      (吹き出しは記述者=平石が付けたもの)

      どうも、Shift-JISでのバイト数が項目長と一致するときに、この現象が起きるらしい(このときは、項目長を超えるデータができてしまうかのように見えますが、MS-Accessで見るときの項目長はバイト数ではなくて文字数なので、これらのケースでは、項目長を超えていません)。

      データのShift-JISでのバイト数を求める関数を作り、そのバイト数が項目長を超えている分はカットするようにして、対処できました。

     

    2.DAO.TableDef.Connectを書き換えるとReadOnlyになってしまう

      実は、上記1.1に書いた、「DBファイル、クライアントdllへのパス」については、DAO.TableDef.Connectに、その情報があるので、これを書き換えて対処できるのではないかとやってみたのです。

      読むだけなら、うまく行きました。パスに「会計」などのマルチバイト文字があってもちゃんと読めます(ODBCの設定ではマルチバイト文字の無いパスを指定して、あとから書き換えます)。

      ところが、内容を更新しようとすると、ReadOnlyである旨のメッセージが出てダメでした。

  • 画像の「赤」と「青」を入れ替えるプログラムを作ってみた

     実は私、赤信号を見ると、青信号であると確信して道路を渡ってしまう人です。
     先だって、たまたま「色彩心理学入門」なる本を読んで、その原因と思われるものが分かりました。
     私の理解では、「正常者」つまり色覚についての多数派の方は、実は「青緑色弱」と呼ぶべきであって、赤と緑の区別はつくらしいが、青と緑の区別はほとんどつかないらしい。
     そこで、もしかしたら、「赤」と「青」を入れ替えたら、彼ら青緑色弱者の気持ちが少しはわかるのではないかと思い、そんなプログラムを作ってみました。

     

     上の画像は、近所のお宅の何とか赤く見える花を撮ったものと、それの「赤」と「青」を入れ替えたものを並べました(クリックしてみてください)。
     左は撮ったままの画像ですが、「いったいどこに花なんかあるんだっ」という感じで、まったく花の存在はわかりません。
     右を見ると、花の存在ははっきりわかります。実は、この右の画像を見るまで、こんなにたくさん花が咲いていることに、まったく気づきませんでした。やはり「正常者」の方が正常なようです。

     そんな訳で、良いプログラムを作ったと自負しております。

  • 「組合」という言葉に思う

    コンピュータユニオンは、「企業組合」です。「企業」であってかつ「組合」でもあります。この「組合」という言葉について、昔、ある組合員がうまいことを言っていたのを思い出しました。

    「組合」のメンバーを「組合員」と言います。この言葉の真ん中の「合」という字を除くと「組員」となりますが、彼によると、この「組員」という言葉は、暴力団のメンバーを表す言葉だそうです。そして、われわれの組織と彼らの組織との違いは、まさに「合=愛」の有無なのだそうです。

    改めて私たちのコンピュータユニオンを見ると、そこには確かに愛があふれています。私はこの、愛にあふれた組織を大切にしていきたいと思っています。